YouTube Data API でどんなデータが取得できるのか

2022.02.18

YouTube の利用率は非常に高く，最近では自身の YouTube チャンネルを所持している人も多いと思います．

YouTube チャンネルを運営する上で，マーケティング や データ分析 を行いたいと考えている人も少なくないでしょう．

YouTube に関するデータは，YouTube Data API を利用することで取得が可能です．

そこで，この記事では YouTube Data API で取得できるデータをまとめていきます．

YouTube API とは

YouTube API は Google が提供している API で，以下の 4つがあります．

今回はこの４つのうち，YouTube Data API v3 についてまとめていきます．

YouTube Data API v3 を使用することで，サイトにYouTube機能を追加したり，チャンネルや動画のデータを取得することが可能です．

簡単にデータを取得する方法をこちらの記事にまとめているので，ぜひ参考にしてください．

YouTube Data API v3 で取得できるデータは結構多いので，今回は特に活用できそうなデータをいくつか紹介させていただきます．

チャンネル登録者数や動画の総再生回数，投稿動画数，チャンネル名など，YouTube チャンネルに関する様々な情報を取得できます．

ユーザー名やチャンネルIDを指定することで，チャンネルのデータを取得できます．

動画の再生回数や高評価数，タイトル，サムネイル画像のURLなど，動画に関する様々な情報を取得できます．

動画IDを指定することで，動画のデータを取得できます．

また，コンテンツ地域や動画のカテゴリを指定することで，最も人気のある動画に関するデータを取得することも可能です．

動画やチャンネルに対するコメントを取得できます．

動画やチャンネルなどのIDを指定することで，データを取得できます．

動画やチャンネルに対するコメントや返信コメントなどを取得できます．

コメントのIDを指定することで，データを取得できます．

指定した検索パラメータに一致する，動画やチャンネルなどに関する情報を取得できます．

再生回数の多い順や新しい順など，取得する順番の指定も可能です．

他にも取得できるデータはたくさんあるので，興味のある人はYouTube Data API v3 の APIリファレンス をご覧ください．

YouTube Data APIは自分の動画の分析よりも，YouTube全体や他のYouTubeチャンネルの分析に向いていると言えます．

再生回数の降順で動画を取得することで，特定のジャンルで再生回数の多い動画のタイトルやサムネイル画像を分析することができます．

また，再生回数の多い動画のタグのデータを取得し，参考にすることもできます．

今回はYouTube Data APIで取得できるデータについて，いくつかご紹介しました．

うまく活用すれば，YouTube関連のデータの自動収集ツールなども作れると思うので，ぜひ活用してみてください！